ゆきまろの県内散策、今回は南島原キリシタン巡りの旅です。

日野江城の本丸からの景色

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こちらは日野江城の本丸からの景色です。
ポルトガル船が来ていた当時には約100mの直線の階段があり、直線の長さでは安土城と日野江城にしか見ることが出来ない階段です。
この階段の袖には切石を使った石垣も発見されており、当時の城では類を見ない独特の技術で海外との交流を物語る貴重な遺産です。
また金箔瓦も出土しており、この金箔瓦は織田、豊臣等が認めた者にしか使用出来ないもので有馬氏の力のほどが伺いしれます。

有馬のセミナリオの碑

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有馬のセミナリオの碑です。
セミナリオとはキリシタンの中等教育機関で1580年代には有馬と安土の2ケ所しかセミナリオはなく、ここでも中央との繋がりを伺い知ることが出来ます。
卒業生には、天正遣欧少年使節を始め、金鍔次兵衛、ペトロ岐部などその後の日本キリシタン史を飾る人々がいます。

キリシタン遺産記念館

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こちらはキリシタン遺産記念館です。
ここを見ずして原城跡、日野江城跡に行くべからず。
余談ではありますがあまり人が訪れないのか? 見学者は我々だけでスタッフの人が付きっきりで親切丁寧に説明していただきました。
世界遺産になればこんな事もないのでしょうが、とにもかくにもありがたいです(^.^)

原城跡にある天草四郎像

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こちらは原城跡にある天草四郎像です。
長崎の平和記念像で有名な北村西望氏の作品です。
こちらを見学していたら男性から話しかけて頂いて1時間半ほどじっくり説明を受けました。
私はボランティアガイドの人かと思って聞いてましたが、後で調べて見てビックリ‼ 有料(2000円)のガイドさんでした。
申し訳なかったです。(._.)

加津佐にある権田公園からの夕陽

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帰る途中、遠回りですが湾岸道路から帰りました。
こちらは加津佐にある権田公園からの夕陽です。
水平線に太陽が沈みゆくところだったので車を降りて眺めました。
右側に見えるのは樺島と野母崎半島で、我が家の近くを遠目で眺めながら私の写真だけでは伝えきれない景色がそこにありました。